梅毒のブログ読みまくった感想まとめ

梅毒のブログ読みまくった感想まとめ

性病血液検査の結果イメージ

 

近年日本でも感染者数が爆発的に増加していることから注目を集めている梅毒

 

昔の感染症という印象が強い性病の梅毒ですが、最近の感染者数の増加と共にその体験記を記したブログなども増加傾向にあるように思いました。

 

因みに、トップに張ってある検査結果は私自身が血液検査を受けたときの検査結果です。

 

エイズをはじめ血液検査でわかる性感染症は全て陰性で感染はありませんでしたが、検査結果が出るまでのあの緊張感というか独特のものは今でも覚えています。

 

これで陽性の反応が出ていたらと思うと…。

 

ぞっとします。

 

 

 

梅毒は本当に感染に気が付けない病気だった

?イメージ画像

 

梅毒は感染後、3週から3か月程度の潜伏期を経てから発病し第1期症状が発現します。

 

その症状は

 

  • 風邪のような倦怠感や微熱
  • 感染部位(性器や口など)に痛みとかゆみの無い湿疹のようなものができる。

 

なのですが、ほとんどの梅毒経験者さんは

 

  • よくよく思い出したらそんな感じがあったかも
  • そもそもこんな症状なかった

 

という印象のようで感染初期の段階で梅毒に感染していることを自覚できていた方は見当たりませんでした

 

 

感染第2期でも感染に気が付く方はまだ少ない

 

早期顕症梅毒 第 II 期梅毒 ;
[血行性に全身に移行]第 I 期梅毒の症状が一旦消失したのち4?10週間の潜伏期を経て、手掌・足底を含む全身に多彩な皮疹、粘膜疹、扁平コンジローマ、梅毒性脱毛等が出現する。

 

発熱、倦怠感等の全身症状に加え、泌尿器系、中枢神経系、筋骨格系の多彩な症状を呈することがある。

 

第 I 期梅毒と同様、数週間?数ヶ月で無治療でも症状は軽快する。

 

早期顕症梅毒症例で髄膜炎や眼症状などの脳神経症状を示すものは、早期神経梅毒と呼び晩期梅毒の神経梅毒とは区別する。

 

引用元:国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ha/syphilis/392-encyclopedia/465-syphilis-info.html

 

上は国立感染症研究所の説明です。

 

様々なブロガーさんが梅毒感染に気が付いた場面を読みましたが

 

  • 赤い湿疹のようなものが体にできて … 約50%
  • 他の性病と併発していることが検査で判明 … 20%
  • パートナーに打ち明けられて判明 … 20%
  • たまたま血液検査受けて判明 … 10%

 

おおよそこんな感じでした。

 

第二期症状段階になっても自覚症状は全然なかったというブロガーさんもそこそこいましたし、梅毒特有の体のどこかにできる湿疹のようなものも必ずしも目立つ場所や量が発現するというわけではないようです。

 

また、約半数近くのブロガーさんは自ら検査を受けて梅毒が発覚したのではなく“たまたま見つかった”“パートナーに打ち明けられて”というパターンが多かったです。

 

「本当に自覚症状が出にくいんだな」という印象を持つブログが非常に多かったです。

 

因みに、私自身も性病検査のための血液検査を受けたのは「喉の日帰り手術を受ける為」でした。

 

性感染症を疑うような行為をしていたわけではないので不要だとも思いましたが、必要だからという事で検査を受けました。

 

私は、たまたま陰性でしたがこのようなパターンで梅毒感染を知る方も多いのかもしれません。

 

 

梅毒の感染経路と感染率は?

ベットイメージ画像

 

梅毒の感染経路は大きく

 

  • 性行為による感染
  • フェラやDキスなど粘膜同士の接触
  • その他

 

の三つに分類できるようです。

 

性行為による感染の確率は15%〜30%程度

 

口を介した感染率も同じようなものですが、口腔内に傷があったり口内炎などがある場合は感染する確率は高まるようです。

 

また、血液を介した感染もあり得るようですが注射器の使いまわしや医療事故、傷口同士をこすり合わせるなど(普通しませんよね)の行為をしなければ感染率は0.数%程度とかなり低い確率でしか起こりえないと考えられるようです。

 

ただ、今回梅毒ブロガーさんの拝読させていただいた結果風俗店での感染パートナーからの感染以外の感染経路については不明である場合がすべてでした。

 

潜伏期間も長く自覚症状も出にくいようなので感染の経路を特定するのは容易ではなさそうです。

 

 

感染を防ぐのは検査陰性同士での行為以外ない。

医師イメージ画像

 

梅毒感染を防ぐ方法は無いと言っていいようです。

 

コンドームを使った防衛方法もある程度の効果は期待できるものの、完ぺきとは言えず梅毒の感染を防ぐには不十分だと言えると多くのお医者さんのブログなどに記載がありました。

 

仮に、100%梅毒感染の可能性がない性行為を上げるとしたら梅毒に感染していない事が確認された同士の性行為以外ありえないと言っていいみたいですね。

 

 

梅毒治療により完治は期待できるものの…

 

梅毒にもし感染してしまっていても現在ではペニシリンなどの投薬によって治療することが可能となっているので、しっかり治療をすれば治すことが可能です。

 

ただ、発見が遅れれば遅れるほどその治療にかかる時間も長くなってしまいます。

 

通常、梅毒の治療にかかる期間は2カ月程度といわれていますが実際には1年以上も薬を飲み続けてもまだ完治しないというブロガーさんも現実にいらっしゃいました。

 

 

早期発見早期治療が梅毒治療の基本のようです。

 

 

 

もしかしたらと思ったら検査を受ける勇気を!

 

梅毒は残念ながら身近な病気となってしまったようですのでいつ自分の身に降りかかってきてもおかしくないと考えたほうが良さそうです。

 

今回も梅毒ブロガーさんたちの記事を読んでいて最も出てきたキーワードが

 

 

「まさか自分が!」

 

 

です。

 

「もっと早く検査していればこんなことには…」

 

も多かったです。

 

これをお読みになっているあなたが同じ運命をたどらないことを切に願います。

 

梅毒の検査

 

  • 病院(性病科・循環器科・産婦人科)
  • 保健所(実施日少ないので要確認)
  • セルフ検査キット(一番手軽)

 

で、行うことが可能です。

 

感染の可能性があった日から概ね1か月〜3カ月で検査可能ですので“もしかしたら”とおもったら早期発見のための検査を受ける勇気を絞り出してみてください。

 

たった一歩踏み出すだけで安心を得ることが出来ます。