カンジダに関するブログを色々読んだ結果まとめ
まずはカンジダの基礎知識から
カンジダは性感染症と思われている男性も多いと思いますが、カンジダ自体は人間に元々いる常駐菌なので感染という表現はチョットしっくりこないです。
ただ、男性の場合は性器が体外に露出している為カンジダの症状が出ることは稀で基本的に女性との性行為を行った後に発症してしまう事が多いので感染症のように考えてしまうのでしょう。
カンジダはカビ菌の一種のようなもので高温多湿の場所を好みます。
普段は体の免疫力のよってその繁殖は押さえられていますが、ホルモンバランスの崩れや免疫力が落ちてしまったときなどに発症してしまいのです。
発症は女性のほうが多く、10代から50代の女性の20%がカンジダの何らかの悩みを抱えているといわれています。
男性の場合でも包茎などの場合は発症率が高くなります。
症状:
女性 白や薄黄色のおりものの増加(カマンベールチーズの表面の部分がふやけた感じのモノ)、患部の痒み
男性 鬼頭など感染部位のカサカサした白い斑点状のものができる。(カマンベールチーズの白カビみたいなの)
カンジダブログ読みまくったまとめ
非常に印象的だったのはまずその数の多さです。
本当にたくさんの人がカンジダに悩まされているという事がよくわかりました。
また、そのほとんどが女性で妊娠中に発症することが多いという事実です。
女性同士であれば知っている方も多いかもしれませんが男性からしたらそんなこと全然知らないという方も多いようです。
「旦那から浮気を疑われた!」
などという声も少しありましたので男性も正しい知識を持っておきたいところです。
カンジダ症は、部位こそ異なるものの性経験のない小さな子供でもなります。
また、食事療法などの民間療法を取り上げるブログも非常に多く見られました。
カンジダは再発率が非常に高く1年周期で繰り返すというような方もおられるようです。
そのような方々にとっては日常の生活から改善しカンジダとおさらばしたいと強く願うのは当然でしょう。
しかし、その民間療法の内容を見ていると
- イースト菌を含むパンすら食べられない!
- いやいや、アシドフィルス菌サプリ・カンジダ乳酸菌アプリが良い!
など内容はバラバラ。
共通しているところといえば“砂糖はやめとけ”ぐらいでした。
ブログ情報の適当さを身をもって読んだ感じがしました。
やはり自覚症状があるのであればしっかりと病院の診断を受けて専門家の意見を聞くべきでしょう。
ただ、下のような特殊事例もありますのでご参考までに読んでみてください。
産婦人科で誤診?実はアトピーだった。
ここからは印象的だった記事を紹介。
妊娠のたびにカンジダを再発していたブロガーさんが産婦人科でカンジダ治療を進めていたが一向に症状の改善が見られない。
そこで、一度皮膚科を受診してみた所なんとアトピーだったという話。
ご本人自体自分がアトピー持ちだという事を全く知らなかったという事ですが、カンジダだと思い込んでいたところ全然違う理由だったという場合もあるという良い例だと思いました。
トモコリナス・細菌性膣炎などカンジダと勘違いしがちな他の病気などもいろいろとあります。
ただ、産婦人科だけの受診では専門外の所まで解らないという事もあるでしょうから他の科などのセカンドオピニオンも大切なのかもしれないと思いました。