個人輸入抗生物質の性病治療の危険性について

個人輸入抗生物質の性病治療の危険性について

輸入薬剤の危険性イメージ

 

性病に感染していることが分かり治療をしたいと思うけど、病院などに言って治療をすると家族や知り合いなどにバレてしまいそうで嫌だ

 

そのような思いから自分で治療を行うべく、海外から個人輸入をして抗菌剤などを入手し自分で治療をしようとする方がいらっしゃいますがその方法は非常に危険ですので絶対にやめてください

 

なぜ、これほどまでに注意喚起をしているかについて書いていきます。

 

 

 

粗悪品や偽物が横行している

粗悪薬剤イメージ

 

まず、個人輸入などを利用して入手した薬には偽物や粗悪品が非常に多く見られそのような粗悪品や偽物は中身の成分がどのようなものなのか全くわからないため安全に使用できる保証がない点です。

 

中には個人輸入で入手した薬を飲んだだけで死亡してしまった事例もあります。

 

よくわからない経路で入手した薬を飲むことは、自分でお金払って人体実験をするようなものです。

 

危険すぎます。

 

 

 

そもそも効果が保証されていない。

処方イメージ

 

検査キットなどを利用して自分がどの性感染症にかかっているのかが判明したとしても、どの薬が自分の症状に効く薬なのか相当な専門知識がなければわからないでしょう。

 

ネットを検索すればある程度の情報は集まりますが、その情報のどこまで信用できるものなのかわかったものではありません、お医者さんですらどのように治療すべきか悩む症例もあるでしょう。

 

例えば、クラミジアにかかった患者に処方する薬は

 

 

  • マクロライド系抗菌薬
  • ニューキノロン系抗菌薬
  • テトラサイクリン系抗菌薬

 

 

等がありますが、それぞれに副作用が出やすいもの出にくいモノや妊娠中やこれから妊娠を望む場合には飲んではいけない薬など様々特徴があります

 

さらに、ある特定の抗菌薬に耐性を持った体制クラミジア菌であった場合などは薬の服用だけでは完治することが出来ず点滴による投薬や注射による投薬を要する場合もあります。

 

自己流で、中途半端な治療をすることで自分が感染したウイルスや菌が耐性を持ってしまいわざわざ治りにくい耐性菌を作り上げてしまう事も考えられますので自己治療は非常に危険な行為です。

 

 

 

抗菌薬を使った場合の一般的な副作用について。

副作用イメージ

 

運よく正真正銘、正規の抗菌薬を手に入れることが出来たとしても安心はできません。

 

医師の処方箋が必要な薬には必ず副作用があります

 

普通に飲んでよい薬ではないからこそ医師という専門家の診断がなければ通常は手に入れることが出来ないようになっているのです。

 

一般的にクラミジア感染症にかかった場合に処方される抗菌薬の副作用をざっと上げてみますと

 

 

  1. 不整脈
  2. アナフィラキシー
  3. 黄疸
  4. 間質性肺炎
  5. 偽膜性腸炎
  6. 急性腎不全
  7. けいれん
  8. うつ、錯乱などの精神症状
  9. スティーブンス・ジョンソン症候群
  10. 中毒性表皮壊死症

 

 

などなど、たかだか抗菌薬だけでこれだけの副作用が起こる可能性があります。

 

中には命に係わる重篤な副作用も含まれています。

 

医師による治療であればこれらの副作用があることを知ったうえでその予防策なども合わせて行われることとなりますので、薬の副作用リスクは最小限に抑えられるでしょうが個人輸入で入手した薬を服用する場合は全て自己責任です。

 

どれだけ危ない橋を渡ることになるのかわかりますよね。

 

 

性病の治療のために個人輸入した薬使って死んじゃったなんてことを自分の葬式でみんながひそひそ話しているところを想像してみてください。

 

シャレになりませんよ。

 

 

 

素直にプライバシーに配慮された病院で治療を

病院イメージ

 

当サイトで紹介している郵送検査キット販売メーカーであるGME医学検査研究所さんなどでは、協力医療機関などがあり性病感染症に感染が判明した方のプライバシーに配慮された診察などの提供がなされています。

 

 

 

>> プライバシー厳重管理の郵送性病検査キット販売元見つけた。

 

 

 

また、多くの性感染症科の病院やメンズクリニック・レディースクリニックなどでも様々は配慮された対応がなされていますので個人輸入の抗菌薬や抗生物質などを使用して治療しようなどと危険なことをせず、素直に病院での治療を受けてください。