性病検査受信時問診で聞かれやすい事を調べてみた。
病院やクリニックなどで性病の検査を受けようとした場合で、特に保険適用の検査受診を希望している場合などは性感染症に感染している可能性が高いのかどうかを判断する必要があるため問診で様々なことが聴かれるかと思います。
もちろんお医者さんのほうも患者の性癖に興味はないでしょうから、業務的に淡々と聞かれるでしょうがいかに病気の検査のためとはいえ普段他人に自分の性生活の話をすることなどあまりないでしょうから答えにくいことなども有ろうかと思います。
とはいうものの正確な診断を下すためには必要なことなので、大体どのようなことを聞かれるのかをざっと知っておいて心の準備はしておきましょう。
以下に、よく問診で聞かれるであろう事項や私自身が聞かれた内容などを記載しておきますので参考にしてみてください。
現在の自覚症状などについての事項
これは直接問診で聞かれるというよりも、問診表などで事前に待ち時間などにアンケート形式で記載して渡す形で伝えることとなると思いますが自覚症状の有無やその内容についてです。
すでに何らかの症状が出ているのであれば、そこから疑われる性病を探ることが出来ます。
具体的には
- かゆみはあるのか
- 痛みはあるのか・どこが痛いか
- 膿などは出ているのか
- おりもの状態はどうか
- 発疹などの異常は有るか
等の事項となろうかと思います。
直近の性的な行為についての詳細
性感染症の感染原因となる行為についての事項です。
これも問診票などを利用して直接の問診では答えにくい部分を応えやすくしたり、質問事項をできるだけ絞るように配慮してくれている所も多いです。
これは私自身の経験談でもあるのですが、病院を受診する際に直近で自分がした行為をある程度頭の中にまとめておいてお医者さんから聞かれる前に自分のほうから「しっかり治療をしてほしい」というスタンスで「〇〇とか、〇〇とか、〇〇という行為をやった」と伝えてしまったほうが恥ずかしくないというか、気分的に楽です。
- コンドームなしで行った行為
- アブノーマルな行為
- お店の場合サービスの内容
この辺りの事柄が聞かれやすい内容かと思います。
結婚してるか彼氏彼女の有無について
これはもし性病に感染しているとしたら結婚している場合は奥さんか旦那さん、結婚していない場合は彼氏か彼女(バイセクシャルを含む)などのパートナーにも感染している可能性が高いと判断できるからです。
パートナーが居る場合、性病検査で陽性反応がでたら一緒にその感染症の治療を行う必要があるためパートナーに伝える必要があります。
性感染症の多くは自然治癒はしませんので、離婚の危機が来ようがお別れにつながってしまおうがしっかり伝える必要があります。
厳しい言い方かもしれませんが、浮気してたなら自業自得です。
妊娠しているか、その可能性はありそうか
これは女性限定になりますが妊娠をしているかどうかを恐らく問診票で質問されるかと思います。
産婦人科の妊婦検診などで性病検査を受ける場合はわざわざ問診で聞かれることはありませんが、そうでない場合はその後の治療方針などにもかかわってきますのでほぼ必ずと言っていいほど聞かれる事項です。
もし気になるようでしたら、薬局などで売っている尿検査で行う妊娠検査薬などで一度テストしてから病院に行ってもいいかと思います。
なお、性病の検査で妊娠の有無は判別できません。
別に検査を行う必要があります。
性的な性別思考についての質問。
同性愛者の場合はその事実をカミングアウトしたうえで問診を受けたほうが良いでしょう。
場所によっては問診票にそのような事実が有るのかを質問されます。
同性愛者間での性的な行為にはコンドームなどの避妊具を使用しない行為が多いため、性感染症の感染率も異性愛者に比べて高い傾向にあります。
また、肛門を使用した性行為の場合に感染の可能性が高くなるA型肝炎などの性感染症もあります。
決して同性愛者を差別したり蔑視するために質問されることではなくそのような事実が有るからこその質問ですので正直に回答をして正確な診断をしてもらえるように協力しましょう。
以上性病検査の問診で聞かれるであろう質問などについてでした。
ここに記載がない事項なども質問されるかもしれませんが、お医者さんは治療も視野に入れて様々検査や問診を行っているので正直に答えるようにしてください。
どうしてもそれが嫌なのであれば、郵送検査キットなどを利用して感染症の種類を特定したから治療のために病院を利用するようにすればよいでしょう。
郵送検査キットの利用の注意点などはコチラに記載しています。