口の中の性病検査をしたほうが良い場合と感染経路など。
口の中にも性病が感染するって知ってましたか?
そうなんです、性感染症は基本的に席を含む粘膜と粘膜の接触によって感染することが有る感染症なので、粘膜できている口の中でも感染するんです。
- 口と口同士の接触
- 口で性器と接触したとき
などの場合に様々な性感染症の感染の可能性があります。
そんな数々の口から感染する性病の中でも、口の中の喉に感染の原因となる菌が感染する性感染症についてこのページでは記載していきます。
口腔内に感染する性病の種類
前置きでも書きましたが、性病は口からも感染することがありますがその種類は色々とありすべての性病が口の中に病気の原因となる原因菌などがあるわけではありません。
例えば、梅毒などは口と性器の接触や口と口の濃密な接触のよって感染する可能性がありますが感染の有無を調べる場合は血液を介して全身に感染が広がる病気ですので血液検査を行うこととなりますので口の性病検査は不要となります。
口から感染して口の中に性病の原因となる菌などが留まるため口の中の性病検査をしないと口腔内の感染の有無が判別できない性感染症の種類は主に
- クラミジア
- 淋病
- マイコプラズマ・ウレアプラズマ
等となります。
これらの性感染症の口への感染の有無を調べるには、うがいした水を採取してその中に性病の原因となる菌がいないかどうかをPCR法と呼ばれる原因菌のDNAがないかどうかを調べる検査を行うこととなります。
口腔内感染を引き起こす性的な行為の具体例
クラミジア・淋病・マイコプラズマ・ウレアプラズマ等の性感染症原因菌が口腔内に感染するためには病原菌に感染している口や性器との接触が必要となりますので。
- フェラチオをした場合
- クンニをした場合
- ディープキスをした場合
- 精液を舐めた場合
- 愛液を舐めた場合
などを行ったときには口の中に感染する可能性が出てきます。
口腔内にこれらの行為によって性病が感染した場合、性器の性病検査を実施しても感染の有無を判別することはできず、別途のどの性病検査を実施しなければ口腔内の性病感染の有無は原則検査することが出来ません。
もし口の中に性病感染したらどんな症状が出るのか
口腔内にクラミジアや淋病・マイコプラズマ・ウレアプラズマ等の感染がおこると約1週間前後の潜伏期間を経たのちに
- 喉がイガイガする
- 微熱が出る
- 咳が出る
等の症状が出ることがありますが、まったくの無症状の場合もあります。
また、症状自体も通常の風邪のような症状であり一定期間を過ぎると自覚症状が薄れてきてしまう事から
「単なる風邪だった」
として無過ごされてしまうケースが非常に多いと推察されています。
もちろんそのままにしていても自然治癒は期待できませんので放置することで体中に感染が広がっていき気が付いたときには重篤な状態になっているという事も十分あり得ます。
口に感染する性病の中でもクラミジアは日本で最も感染者数が多い性病で、毎年通常妊娠した妊婦さんの妊婦検診で3%〜5%に無症状クラミジアが発見される本当気が付きにくく感染の確率も高い性病なので特に注意が必要です。
気になったら念のため検査を。
もし、気になるような過去が有るのであれば検査を受けることをお勧めします。
特に
- ピンサロ
- セクキャバ
- ヘルス
- その他風俗店
を、利用したことが有る方や働いた経験がある方は検査必須です。
自覚症状がなく念のため検査となると保険適用外検査となるため自費での検査受診となりますが
- 性感染症科クリニック
- レディースクリニック
- メンズクリニック
- 産婦人科
- 郵送性病検査キット
等を利用することで検査を受けることが出来ます。
(残念ながら口腔内性病は保健所での検査対象外です)
費用は、クリニックや病院などの自費検査で2万円前後、郵送キットで1万円前後です。
口腔内への感染が有る場合は性器への感染も30%程度の高い確率で見受けられますので同時に検査しておいた方が良いと思います。
以上、口の中の性病検査をしたほうが良い場合と感染経路など調べてみた結果でした。