性行為以外のクラミジア感染経路について調べてみた
感染者数が毎年常にトップとなっているクラミジア感染症ですが、このクラミジアは性的な行為によって粘膜が直接触れ合うようなことがない限り感染はしないというのが通説です。
しかし、個人のクラミジアに関するブログなどを拝見させていただくと「どう考えても性行為で感染していない」と思われる場合や、性行為以外での感染しか考えられないというようなケースも散見されます。
そこで、クラミジア感染症が性的な行為以外で感染する可能性があるケースを色々と調べてみました。
公衆浴場などで感染する可能性も無くはない。
性的な行為がなかったとしても、クラミジアが感染する可能性が有るとしたら何らかの原因で性器などの粘膜とクラミジア菌との接触がなければやはり感染の可能性はほぼないと言えます。
なので、感染の可能性が少しでも考えられるとしたら裸になるような場面以外は正直考えにくいです。
性行為以外で、他人と裸の状態で間接的にでも触れ合う場面が有るとしたら公衆浴場や温泉などが考えられますが、そのような場所で例えばクラミジア菌保有者が直接座った場所に菌が付着してその場所に性器を露出した状態で座ってしまった場合などは感染の可能性が無いとは言えない状態になります。
現実的にそのような場面に出くわすことはほぼないと言っていいでしょうが、クラミジア菌に直接触れるのと似たような状態になるため感染の可能性が無いとは言い切れません。
菌の付着したタオルなどの使いまわし
クラミジアの菌が付着したタオルなどを使って自分の性器などを拭いた場合も直接クラミジア菌と粘膜が触れ合うこととなりますので感染の可能性が考えられます。
ただ、この場合タオルに相当数のクラミジア菌が付着していることが必要なので
- 性器から出た膿が付いている
- クラミジアを含むおりものが付着している
などの上った位のタオルを使いまわしした場合が想定されます。
これも普通に考えればあり得ない状況ではありますが、何らかの理由が有ってそのような状態になった場合感染の可能性が無くはありません。
クラミジア菌を直接扱った場合
これは一般の人ではあまり考えられませんが、医療関係者や検査技師の方などは日々クラミジア菌に感染している検体などを扱っているので事故が起これば感染してしまう可能性は否定できません。
一般の方にはありえない状況かもしれません。
母子感染によるクラミジア感染。
通常妊婦検診でクラミジアを含む性感染症の検査を行うので、通常はクラミジアの母子感染は起こりません。
しかし、妊娠後に性病検査を受けて陰性の結果を得た後に自分自身が浮気などをしたり夫が浮気をした結果クラミジアに感染した後に夫婦で性的な関係を持った場合などは妊婦検診をすり抜けてしまう可能性も否定はできません。
あまり考えたくないことですがクラミジアが母子感染をした場合その子には
- 気管支炎
- 結膜炎
- 肺炎
等の症状が出てしまう可能性がります。
初めての妊娠時などは子供への影響を心配して夫婦間のSEXを拒否されてしまい、生理的欲求から風俗店などを利用してしまう男性も少なからずいらっしゃいます。
そのような場所で性感染症をもらってくるようなことが無いように注意するというか、浮気はやめましょう。
以上、おそらく可能性は非常に低いですが性的な行為以外でクラミジアが感染してしまう可能性について調べてみた結果でした。