マジか!正常妊婦の3〜5%がクラミジア保有者だった。
国立感染症研究所のホームページを見ていたら驚愕の事実がさも当然のように書かれていて度肝を抜かれました。
以下は引用です。
妊婦検診において正常妊婦の3〜5%にクラミジア保有者がみられることから、自覚症状のない感染者はかなりあるものと推測されている。引用元:国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/rabies/392-encyclopedia/423-chlamydia-std-intro.html
通常妊娠が発覚した後に母子感染などを予防するために行われる妊婦検診時の性感染症検査の際になんと3%〜5%もの割合でクラミジアに感染している妊婦が発見されるというのです。
確かに、自覚症状が出にくい性感染症だという事は知っていましたがここまで多いとはびっくりしました。
同じく自覚症状の出にくい淋病も相当数いる?
自覚症状が出にくいクラミジアは全国で厚生労働省が毎年定点観測している性感染症ランキングでも常にトップの座を死守していることから妊婦検診の際にもこれだけの数の無自覚クラミジア保有者が出るのだと思いますが、同じく感染者が多く自覚症状が出にくいと言われている淋病のほうも気になるところです。
ただ、淋病のほうは男性に感染した場合80%近い確率で自覚症状が出るという事なのでその時点で気が付きやすいという違いがありますからクラミジアほどではないと信じたいところです。
因みに、年間の出生数などと照らしてそのうち3%〜5%が無症状クラミジアだったするとその人数は「年間妊婦数約100万人/3%〜5%」で3万人〜5万人という推計になります。
当然妊婦さんだけの数になるのでまだ妊娠をしていない人などの人数を足すとものすごい数になりそうです。
クラミジアを放置、上部感染で不妊症に。
現状では若年層での感染が広がっているとして厚労省なども啓発に躍起になっているようですが、クラミジアって感染に気が付かず放置してしまうと膣内から卵管のほうにどんどん感染が広がって
- 卵管癒着
- 卵管閉塞
を起こして排卵ができない体になってしまう恐ろしい病気なんですよね。
しかも、卵管癒着や卵管閉塞を起こした状態でクラミジアの感染に気が付き治療を行ったとしても二度と卵管は元の姿には戻らないそうです。
つまり、体外受精でもしない限り妊娠は不可能な体になるという事です。
卵管癒着や卵管閉塞による不妊症のほとんどはクラミジア卵管感染による後遺症によるものだそうです。
自覚症状がない場合は自分で感染に気が付きようもないですから本当に怖い病気です。
不妊症にならない為には定期検査しかない。
そんな怖いクラミジアの感染による不妊症にならない為には“早期発見・早期治療”しかない訳ですが、それを行うためにはやっぱり定期的な検査をするしかなさそうです。
自覚症状がないんだから検査しないと解りませんからね。
とはいうものの、風俗店で働いてでもいない限り定期的に検査するのは効率的じゃないですよね。
なので、下に書いたタイミング
- 新しい彼氏ができたとき
- 勢いでやってしまったとき
- 彼か旦那が浮気したとき
のような場合にクラミジア等の性感染症の感染可能性があるので、この三つのタイミングが来た時にはクラミジアを含む性病検査をしといたほうが良いと思います。
将来的に赤ちゃんが欲しいと思っている方はシャレ抜きに検査しておいた方がいいと思いますよ。
郵送で出来る性病検査キットなんかもありますしね。
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