性病検査2つの目安、検査時期と費用の目安について。

性病検査2つの目安、検査時期と費用の目安について。

性病検査の目安イメージ

 

性病の検査を受ける際に

 

 

  • いつ頃受ければいいのか
  • 幾らくらいかかるのか

 

 

という、検査を受ける時期と費用目安ついて検索される方も多いともいます。

 

そんな皆さんが気になる性感染症の検査を受けるべき時期と費用などの目安について調べてまとめておきましたのでサクッと読んでみてください

 

 

 

 

 

性病検査を受けるべき時期の目安は検査項目によって違う。

カレンダーイメージ

 

まずは、性感染症の検査を受けるべき時期についてですがこれはその感染症の種類によって受けるべき時期が異なってきます。

 

いつでも一気に全部の検査を受けられるわけではないんですね

 

性感染症の検査は大きく分けて、性感染症の原因となる病原菌の存在・非存在を調べるPCR法を主としたDNA検出検査と性病原因ウイルスに感染したことによって血液中に生成される抗体の数を調べる血液検査の2種類に分けることが出来ます。

 

それぞれの検査を受けるべき時期の目安についてみていきたいと思います。

 

 

病原菌DNA検出検査を受けるべき時期の目安

 

 

  • クラミジア
  • 淋病
  • トリコモナス
  • カンジダ

 

 

等の性感染症の検査には病原菌DNA検出検査を主に行います。

 

これらの性感染症の場合、比較的潜伏期間なども短いため実際に感染していたとしたら感染から24時間程度たった後に検査を受ければかなり正確に陽性反応を検出することが可能だという事です。

 

ですので、クラミジアなどの病原菌DNA検出検査を受けるべき時期の目安は感染の可能性があった時から24時間程度たった後という事になります。

 

 

血液抗体検査の目安は1か月後〜3か月後

 

 

  • HIV/エイズ
  • 梅毒
  • B型肝炎

 

 

等のウイルス性の性感染症の検査を行う血中抗体検査を受けるべき時期の目安は、概ね感染してから1か月後〜3か月後と言われています。

 

基本的に正確な検査結果を得ることが出来る検査期間の目安は感染の事実から3か月後という事です。

 

しかし、梅毒などの最短潜伏期間の目安は約1週間程度であることからそもそものんきに3か月待ってから検査などしていたら本当に感染していた場合どんどん症状が進行してしまい重篤化してしまいます

 

そのため、血液抗体検査の場合はまず予備的に感染の可能性があった時から1か月程度たった時点で検査を受けておいて確定結果を得るために3か月後に再度検査を受けるというのが良いのではないかと思います。

 

本当に感染していたとしたら、個人差はあるようですが感染から1か月程度たっていれば感染の可能性が高いか低いか程度の情報は得られるようですので血液抗体検査を受ける際の時期の目安は感染可能性があった時から1か月程度以降とさせていただきます。

 

3か月後に再検査を受けることが条件です。

 

 

 

 

性病検査にかかる費用の目安について

費用イメージ

 

さて次は検査にかかる費用に目安についてです。

 

 

  • どこで検査を受けるのか
  • 保険適用か否か
  • 検査機関か病院か

 

 

等のよってその目安も変わってきますのでそれぞれについて記載していきます。

 

 

 

保健所でHIV検査を受ける場合の費用は無料

 

 

まずは、最も安価に検査を受けることが出来る保健所での費用についてです。

 

全国の保健所では定期的(月2回程度各2時間程度受付)にHIVの無料検査を実施しています。

 

もう書いてしまいましたが、費用負担は¥0完全無料で匿名検査です。

 

場所によって実施日時などがバラバラで平日開催がほとんどなので利用のしにくさがありますが、無料でHIVの検査を受けることが可能です。

 

場所によっては同時に、梅毒・クラミジア・淋病などの検査も無料で受けられる場合もありますので事前に調べてみるのもいいと思います。

 

東京の場合の保健所の検査についてはこちらのページで調べた結果を書いています。

 

>> 保健所の性病検査概要調べてみた【東京】

 

 

 

病院・クリニックなどで性病検査を受ける場合の費用目安

 

 

病院や性感染症科などのクリニックで性病検査を受ける際の費用目安は保険適用の検査なのか否かによって異なりますので分けて記載します。

 

 

 

健康保険適用での検査費用目安

 

 

  • 自覚症状が有る
  • 性病感染が強く疑われる

 

 

等の場合には、健康保険を適用した保険診療を受けることが可能で実際にかかる検査費用の3割負担で検査を受ける事が可能です。

 

かかる費用の目安は、検査項目にもよりますが概ね1項目1500円〜3000円程度(診察費含む)の自己負担で検査可能です。

 

問診とセットでの検査となりますので、検査項目も多くて2・3項目でしょうから高く見積もっても4500円〜9000円ぐらいを目安に見ておけば問題ないでしょう。

 

 

 

自費診療での検査費用目安

 

 

  • 自覚症状がない
  • 念のため検査した
  • 保険証を使いたくない

 

 

等といった場合は、全額自己負担の自費診療となりますのでそれぞれのクリニックや病院の設定した金額での検査費用を負担することとなります。

 

多くの性感染症クリニックなどでは、1項目の検査費用は5000円〜10000円程度に設定されていて、8000円前後に設定されているところが多いことから性病検査1項目辺りの検査費用目安は7・8千円と見ておくのが良いと思います。

 

自由診療で複数の検査項目を検査するとなるとかなり高額の検査費用負担となるので、事前に値段について相談したうえで検査を受けるようにしないととんでもない金額を請求されてしまうのでご注意ください。

 

 

 

郵送検査キットなど検査機関で検査を受ける費用目安

 

 

ネット通販などで、病理検査研究所などから直接性病検査キットを購入して検査機関で性病検査を受けるという選択肢もあります。

 

検査に使用する検体を自分自身で採取しなければならないというデメリットはありますが、自由診療で検査を受ける場合と比べるとかなり安い値段で検査を受けることが可能です。

 

また、普段忙しくて病院に行けないという方からの需要もあるようです。

 

検査研究所の販売する性病っ検査キットの値段の目安は、概ね1項目辺り4000円前後といったところで、同じ検体で同時に検査可能な検査の場合は項目数が増えたとしても4000円より安い値段で検査ができるところが多いようです。

 

メジャーどころの性感染症全項目検査などの検査キットの値段の目安は大体20000円前後で、多くの検査機関から性病検査キットが販売されています。

 

 

気になる検査のやり方についてはこちらのページで紹介していますので気になった方は覗いてみてください。

 

 

 

>> 簡単に性病検査を自宅で行う方法調べてみた。

 

 

 

 

以上、性病検査の検査時期と費用の目安について調べてみたでした。