男性と女性の性病検査の違いについて調べてみた。
セックスやオーラルセックスなどを行う事によって感染するリスクがある性感染症(性病)ですが、その感染が有るのかないのかを調べる検査の際に男性と女性に違いはあるのかを調べてみました。
基本的には男性と女性で違いは見られませんでしたが体のつくりの違いによる検査方法の違いも一部ありましたので読んでみてください。
性器の作りの違いによる男女差は有る。
主に郵送検査キットを利用した場合の性病検査の方法男女差を調べたのですが、性感染症の検査を行う際にこれといった男女の差は見受けられませんでした。
ただ、
- クラミジア
- 淋病
- マイコプラズマ
- ウレアプラズマ
等の性感染症の検査の場合は、男性の場合は男性器を含む尿道などに原因菌が侵入してくるのに対して女性の場合は尿道ではなく膣内に感染の原因となる菌が存在するようになるので上記の性病に関しては
- 男性 … 尿検査
- 女性 … 膣分泌物の検査
という差がありました。
性器の形状の違いによって生まれる感染部位の違いがこのような違いが生まれる原因となるようです。
なお、女性の膣内分泌物の採取による検査の場合は生理などによる経血の付着はご法度のようなので、生理中など検体採取時に経血が付着する可能性がある場合は検査を実施できないようです。
血液検査は男性女性とも同じ検査
ウイルス性の性病である
- 梅毒
- HIV
- B型肝炎
等の性病検査は、主に血液中の抗体検査によって行われるので男性でも女性でも同じ方法で検査が行われます。
フェラチオやクンにリングスのようなオーラルセックスを介して感染した場合もセックスを介して感染した場合も同じ血液検査で感染の有無を調べることとなるようです。
感染部位の違いによる検査方法の違いもないようです。
なお、性感染症の血液検査は感染の可能性があった行為から3か月後に受けることが推奨されていますが、可能性行為から1か月後程度には仮の検査結果が得られるようになるので、1か月後2か月後3か月後というように何度か検査を受けて早期に感染の有無を判断できるようにした方が良いと思います。
喉に感染している場合は喉の検査も別に必要
クラミジア・淋病・マイコプラズマ・ウレアプラズマ等の性感染症は、性器だけではなく口腔内への感染も起こります。
口腔内への感染が有る場合は、尿検査や膣内分泌物の検査では感染の有無を判断することが出来ないので別途喉の性病検査を受ける必要があります。
この検査についても、うがい水を採取して検査に回すという方法なので男性女性共に同じ方法の検査となります。
生理中でも問題ありません。
以上、性病検査の男女差を調べてみたでした。