性病検査でアルコール飲酒は影響が出るのか調べた結果。
性病の検査を受ける際に前日などにお酒(アルコール飲酒)を飲んでしまった場合検査結果に影響が出てしまうのか。
晩酌をする人や毎日お酒を飲む人は気になると思います。
性感染症の検査にかかわらず抗体検査や健康診断などを受ける際に注意すべき点を調べた結果、性病検査の前にお酒は飲まないほうが良いという感覚を持ちました。
調べた結果をまとめて詳しく見ていきます。
アルコールの摂取で検査に影響は出る。
結論から先に言うと、性病検査の前に飲酒しアルコールを摂取すると検査結果に影響が出ると考えたほうが良さそうです。
性病検査ではなく一般的な健康診断の場合ですが、朝から検診を受けるような場合前日の飲酒を避けるように指導されると思いますが前日のアルコール摂取の影響で血液検査の結果が変わってしまうとのことです。
性病の検査でも血中の抗体などの数値を調べることを考えれば何らかの影響が出ると考えるのが妥当でしょう。
尿検査においても尿タンパク・尿Hpなどの数値が異常を示してしまうという事ですので性病の尿検査ではPCR法検査又は培養検査が主となりますが精度の高い検査結果を期待したいなら避けたほうが賢明です
もし、飲んでしまった場合は完全に体からアルコールが抜けた状態で検査を受ければよいので、最後の飲酒から12時間以上時間を空けてから検体採取を実施すればよいとのことです。
ただ、もともとアルコールが得意ではなくお酒に弱い人などはアルコールの分解にほかの人よりも時間がかかりますのでもっと長い時間を空けたほうが良いでしょう。
検査前24時間はアルコール摂取を控えるのが一番無難かと思います。
なるべく空腹の状態で検体採取を行ったほうが良い?
バリュウムなどを呑んで胃カメラ検査をするわけではないので性病検査の場合はそこまで気にしなくてもよさそうですが、直前にお腹いっぱいに食べてしまうと血糖値が上昇してしまい検査結果に影響が出てしまうそうです。
検体採取前は、少なくとも3時間前までに食事を済ませ間食は控え軽めの食事にしておくようにしましょう。
終わったら普通に食事をして問題ないかと思います。
喫煙と激しい運動・サウナもなるべく控える。
血流などに影響を出してしまう喫煙は検査の前は控えたほうが良いとのことです。
「ゼッタイに吸うな!」とは言いませんが、検査前6時間ぐらいは我慢したいところです。
また、大量の汗をかくような激しい運動の後やサウナに入った後などの脱水状態の場合も肝臓機能を示す数値に異常が出てしまうのでお酒同様しっかり水分補給をした状態で検査前12時間くらいからは避けたほうが良いでしょう。
最後に色々調べた結果まとめ。
性病の検査は通常の健康診断とは違い性感染症に感染したことによって上昇する特定の血中抗体の数値や尿中の細菌などの培養又はPCR法による病原細菌などのDNA検査を行う検査が主なのであまり神経質になる必要はないのかもしれません。
ただ、ちょっとした気の緩みで感染してもいない性感染症に感染している疑いをかけられるような結果が出てしまうのも気分が良いものではないですし再検査などになってしまえば余計な費用も掛かってしまいます。
普通の健康診断を受ける程度の準備はしておいたほうが良いでしょうね。
検査キットを利用するのであれば自分のペースで都合をつけて調整すればよいですし、病院での検査であれば予約した時間から逆算して自分でスケジュール管理すればできることです。