性器ヘルペスの性病検査キットがない理由

性器ヘルペスの性病検査キットがない理由

郵送性病検査キットヘルペスイメージ

 

なにか、性病に感染してしまう可能性がある行為をした後で性感染症の中でもヘルペスの心配をなさる方もいらっしゃると思います。

 

そして、念のため検査したいから性器ヘルペスの感染を検査できる郵送性病検査キットは無いものかと探し回った結果このページにたどり着いたのかもしれません。

 

最初に、書いておきますが私がこの記事を書いている現時点で性器ヘルペスの検査を行える郵送性病検査キットありません。

 

なぜなのか?

 

書いときます。

 

 

 

悠長に検査キットで検査できるような状態にならないから

 

 

唇ヘルペスを含めてヘルペスキャリアではなく、ヘルペスに対する免疫力がない状態の人が生まれて初めて性器ヘルペスに感染したとします。

 

そうなりますと、2日から10日程度の潜伏期間を経て

 

 

  • 耐えきれないほどの排尿痛
  • 激痛による歩行困難
  • 高熱
  • 感染部位に水疱瘡のようなデキモノができる

 

 

等の症状が現れ、稀に軽い症状しか出ない方もいるようですが通常は

 

 

「念のため郵送の性病検査キットで検査しようかな〜」

 

 

などと考える余裕はないからです。

 

重症の場合などは入院を要することもあるかなり重い症状が出る性感染症なので、検査結果が分かるまである程度の時間がかかる郵送性病検査キットを利用する価値がないからです。

 

もし本当に感染していたらほとんどの人が激痛に耐えかねて病院に直行します。

 

 

それでも心配だというのであれば、クリニックや病院で検査を受ける以外の方法はありませんしそのような検査方法を推奨します。

 

性器ヘルペスは郵送キットで念のため検査という方法は推奨できないが故に、検査キットの販売されていないのではないかと推察されます。

 

 

 

性器ヘルペスの感染経路は?

 

 

性器ヘルペスの感染経路は

 

 

  • 病変部(水疱瘡みたいな病変)への接触
  • キスなど粘膜同士の接触
  • 性器同士の接触
  • オーラルセックス
  • 食器の使いまわし
  • タオルの使いまわし
  • 母子感染

 

 

など多岐にわたり、病変がある状態であれば感染の可能性はより強くなり発病状態にない時でも性器分泌物や粘膜にウイルスがいる場合があります。

 

そのため、発病していない状態でも感染の可能性は否定できずコンドームなどを使用したとしても完璧に感染を防ぐことはできないと言われています。
(※コンドームを使用することによる予防効果を100%否定するものではありません。)

 

 

 

再発率が高く現状完治は不可能

 

 

ヘルペスに一度かかってしまうと残念ながら現在の医学では完治に至ることはありません。

 

一生ヘルペスウイルスと共に生きることとなります。

 

ただ、ウイルスをコントロールしながら再発をしないように生活をしていくことは可能なようなのでヘルペスウイルスに感染してしまった場合はお医者さんなどと相談をしながら自己免疫力を低下させないような生活習慣を手に入れていってください。

 

なお、ヘルペスが再発した際は免疫が付いてくるようで最初に感染したときよりもその症状は徐々に弱いものとなっていくようです。

 

 

 

ヘルペスを持って居る場合は感染を拡大させないように

 

すでに自分が減るおエスに感染していることを知っているのであれば、自分が愛しているパートナーに感染させないように注意を払ってください。

 

主治医の先生などに意見やアドバイスをもらいながら上手にヘルペスと付き合っていくしかありません。

 

また、これからお付き合いなどをする方がいる場合は自分がヘルペスに感染している事実を打ち明けたほうが良いでしょう。

 

「嫌われたらどうしよう」という思いもあり、怖いかもしれませんが大切なことです。