軽いキスで性病に感染するのか調べてみた。
キスでも感染することが知られるようになってきた性感染症ですが、どういったキスだと感染するのでしょうか?
軽く唇が触れる程度のキスでも感染するのか?
性感染症の感染は基本的に粘膜同士の接触によって感染しますが、ちょっと唇同士が触れ合うような軽いキスでも感染することがあるのか調べてみました。
軽いキスでも感染する可能性がある性病があった
基本的に性感染症の感染は軽いキスで感染してしまうという事は無いようです。
ただ、以下のような場合には絶対に感染しないとは言い切れないようなので注意する必要があります。
- 唇ヘルペス
- 梅毒の症状が唇にある場合
- お互いに出血がある状態でのキス
明らかに唇に性感染症と思われる病変があるにもかかわらずそこにキスをしてしまえば感染の可能性は否定できません。
また、梅毒・HIV・B、C型肝炎などの性感染症は血液を介して感染しますのでお互いに唇に出血を伴うような傷があるにもかかわらずその傷同士をこすり合わせるようにキスをすれば感染してしまう可能性を否定することはできないようです。
ただ、通常の生活の中でこんなことってありませんよね。
それゆえ、通常は考えにくい感染例なので通常の軽いキスでの感染は考えにくいでしょう。
ヘルペスはかなり注意したほうが良い
軽いキスでも感染してしまうという条件で、感染の可能性が最も高いと考えられるのがヘルペスです。
ヘルペスは唾液などにウイルスが含まれている場合があるので、ちょっとした接触でも感染のリスクがあります。
ヘルペスに感染している人と軽く唇が触れ合う程度のキスをすれば絶対に感染するという話ではなく、あくまでその可能性があるという話ですので神経質になることはないようですが知識として知っておくのはいいかもしれません。
しかし、ヘルペスの症状が出ている場合は話が別です。
唇ヘルペスは、発症しているときは唇やその周辺に水膨れのような小さなデキモノができます。
このデキモノの中にはヘルペスウイルスがぎっしり詰まっていますので、これに直接触れるようなことをすれば感染の可能性は高くなります。
ヘルペスの病変が出ている場合は軽く唇が触れ合うという行為のみならず
- 直接患部に触れる
- 同じタオルを使いまわす
- 同じ食器を使う
等でも感染する可能性があります。
水膨れに触れた手で目をこするなどの行為を行った場合、角膜ヘルペスにかかり最悪の場合ですが失明してしまう可能性も考えられますので十分注意する必要があります。
以上、軽いキスでも性病に感染することはあるのか?
調べてみた結果でした。