膣内に大腸菌やカンジダ菌は常に居ます性病検査は不要
検査してみたら膣内から大腸菌やカンジダ菌が検出された!
病気なの?
性病の検査もしたほうがいいの?
不安になる気持ちもわからなくはありませんが、多少の大腸菌やカンジダ菌は元々誰でも膣内に生息しているものなので自覚症状が出ていない状態であれば心配する必要はありません。
性病の検査についてもカンジダ以外の性感染症に感染するような行為を行っていないのであればあえて行う必要はないでしょう。
大腸菌・カンジダが原因で膣炎になっている場合は要治療
上にも書いた通り女性の膣内には数の多い少ないはありますが一定程度の大腸菌などの細菌が常駐しています。
ただ、普段の生活をしていて免疫力が保たれている場合はこの大腸菌などの細菌がデーデルライン桿菌(かんきん)などの善玉菌によって増殖を抑え込まれて悪さをするのを防いでいるのです。
しかし
- ストレスによる免疫力低下
- 疲労による免疫力低下
- 性器を不潔な状態にする(性行後そのまま寝る等)
- 膣洗浄をしすぎる(善玉菌を減少させてしまう)
などの理由で膣内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れることによって普段抑え込まれている大腸菌などの細菌が悪さをしだし、膣炎やカンジダになってしまいます。
膣炎を発症すると
- おりものの増加
- 性器からの異臭
- 性器周辺のかゆみ
等の症状が出てきます。
この様な体の異変を感じた場合は自己判断せずに婦人科を受診して適切な治療を受けてください。
カンジダ用の市販薬もありますが、原因がカンジダでない場合はその薬では意味がありませんのでちゃんとした診断をしてもらうためにも自己判断ではなく医師の判断を仰いだ方が良いでしょう。
性感染症検査は原則不要、気になる場合は検査すればよい
症状が出ている場合は婦人科で治療を受けてほしい理由の一つにほかの性感染症とW感染している例があるからです。
細菌性膣炎やカンジダが発症した理由がクラミジアや淋病などの他の性感染症に感染したことに起因している場合は、そちらの検査も行い陽性であれば治療も必要となります。
医師の問診でしっかりと性感染症につながるような
- セックス
- クンニ
- スマタ
等の行為を行っていた場合は伝えないとお医者さんもちゃんとした診断ができませんので恥ずかしいかもしれませんがちゃんと話すようにしてください。
そのうえでお医者さんの判断で検査をするかしないかを決めるばずですのでお医者さんの判断に従ってください。
大抵の場合は不要となるはずですし、そもそも上記のような行為をしていないのであればそもそも感染の確率は非常に低いので性感染症の検査をわざわざすることはないでしょう。
ただ、オーラルセックスやセックスをしたことが原因で膣炎やカンジダが発症したと考えられる場合は性病検査をしてみたほうが良いでしょう。