尿検査で白血球が!性病検査が必要?健康診断はスルーする性病。
健康診断などを受けた際に尿検査の結果で白血球が異常値を示して再検査になった。
思い当たる節はあるし、性病かも…
といった感じで心配になってこちらのページにいらしたのかもしれませんが、通常の健康診断などで行われる尿検査で白血球が尿中から検出される場合は確かに何らかの病気を疑ったほうが良いです。
クラミジアや淋病などの性感染症に感染した場合尿中から白血球が出ないこともあるのですが、そもそも通常の健康診断では性感染症の感染有無は調べることが出来ないので性病をはなければならないような経験があるのであれば性感染症専門の検査を受ける必要が有ります。
健康診断などで受ける尿検査は、性感染症検査で受けるときの尿検査とは全く別物なのです。
尿検査で白血球が出た場合に考えられる病気は幅広い
尿検査で白血球の数値が異常値をしました場合、体の中などに細菌や病原菌が入り込みそれを退治しようと白血球が頑張っている状態と考えられますが、その原因は多岐にわたりその結果だけで診断を確定できる人はおそらくいないでしょう。
そのため、尿検査で分かったその他の数値の確認や血液検査などを行い総合的に判断することとなります。
もっとも、最初に疑われる病気は尿路感染症などになると思いますが一言に尿路感染症といっても【腎臓・尿路・尿道・膀胱・前立腺】と広い範囲を対象として検査をしなければなりませんので場合によってはCT/MRIなどの画像解析を用いて診断を行う場合もあります。
単に尿検査で白血球の数値が異常値だったというだけではまだまだどのような病気にかかっているのかを調べる初期段階の参考結果でしかなく、確定診断を下すまでには問診や触診を含め様々な情報が必要となります。
尿お感染症と同じような症状が出る、クラミジアや淋病などの感染の場合も同じで性病用の検査を別で受ける必要が有ります。
クラミジアや淋病は健康診断で調べられない
自発的に健康診断などの際に「性病も一緒に検査してほしい」とでも言わない限り通常の健康診断で性感染症の検査を行う事はほぼありません。
しかも、尿検査に至っては健康診断などの場合は
- 尿蛋白
- 白血球
- ブドウ糖
- pH
などの数値の検査することを主な目的にしていますので、おしっこの出始めの初尿を捨ててから検体となる中間尿を採取するのが一般的な方法です。
これに対して、性感染症を検査する場合の尿検査の場合は感染した細菌がもっとも洗い出されて出てくるおしこの最初の尿「初尿」を採取してその中に感染菌のDNA型がないかを調べる検査を行います。
そもそもの検査のやり方が全く違うので通常の健康診断などで受ける尿監査では性感染症の本格的な検査結果を期待することはできません。
健康診断で行う尿検査でわかるのは【病気にかかっていないか網羅的に浅く広く知る】ことぐらいです。
性病感染の思い当たる節があるのなら専門の検査を
- 風俗店を利用した
- 不特定多数と性行為がある
- 新しく付き合い始めた
- オーラルセックスをした
等の行為があった場合は、健康診断などの尿検査で白血球の数値が異常値でも正常値でも性感染症の検査を受けることをお勧めします。
性感染症の判断には通常の健康診断などで行われる尿検査ではほとんど役に立たないからです。
健康診断の再検査と共に医師の診察などを受ける場合は、性感染症の可能性があるかもしれないことを恥ずかしいかもしれませんがちゃんと伝えるようにしてください。
どうしても恥ずかしいというのであればセルフで出来る郵送の検査キットなども売られていますのでそちらを利用すればよいでしょう。
郵送で誰にもバレずに自宅で検査が出来る検査キットがある。
性病の検査を受けるには
- 性病科がある病院
- 産婦人科
- メンズクリニック
等を利用し、検査を受けるという方法のほかに保健所が毎月定期的に行っているHIV検査を受けるという方法が有ります。
ただ、保健所の検査の場合は基本的にHIVの検査が主でその他の性感染症検査は行っていない場合が多いと共に平日の昼間など役所がやっている時間にしか基本的に実施されないので普段仕事をしている人が利用するのはあまり現実的ではありません。
現実的な方法としてはやはり性病も診てくれる病院やクリニックを利用するのが一般的かと思いますが、そのような病院なども19時程度までしかやっていないのがほとんどで遅い時間まで診療をしているクリニックでも20時程度が限界でしょう。
そのような事情から、仕事が忙しく性病検査に普段なかなか行けな人に人気になっているのが郵送&自宅でできる性病検査キットです。
実際に検査を行うのは病院の検査を請け負う衛生検査場
自宅で自分でできる検査と聞くと「それ大丈夫なの?信頼性とか検査精度はどうなの?」という疑問を持たれる方も多いです。
確かに、検査薬を使用してすべての性病検査の工程を自分で行う家庭用検査キットは危険が伴うものであると思いますのでお勧めはしません。
しかし、衛生検査場が販売している郵送性病検査キットについてはこの限りではなく、検査物の採取自体は自分で行う必要が有りますが肝心の検査自体は専門のプロの手によって行われるので病院で受ける性病検査と同等程度の検査精度がある検査を受けることが可能です。
衛生検査場とは?
都道府県知事の届け出をした登録衛生検査場のこと。
主に、病院などから送られてくる検査対象物の検査などを請け負う機関で、病理検査を行う検査技師も専門の資格を持たなければ検査を行うことは原則できない。
主な衛生検査場が販売している性病検査キット
神奈川県川崎市にある衛生検査場で、郵送性病検査キットの先駆け的存在。
検査キットの利用者も下のGME医学検査研究所と1.2を争う業界のけん引役的存在。
完全匿名での性病検査も可能。
>> STD研究所公式サイト
こちらも人気が高い性病検査キットを販売している群馬県の衛生検査場。
販売数はSTD研究所と同じ程度であるが少し公式サイトの使い勝手が悪い。
コチラも匿名検査に対応している。
>> 【GME医学検査研究所】
コチラは上に2社に比べると検査実績は劣るが、値段的には一番安いという部分が人気なようです。
群馬県にラボが有り、GME医学研究所と割と近いところで営業をしているようです。
>> ふじメディカル公式サイト