結婚前の性病検査ブライダルチェックを安く済ます方法
婚約をきっかけとして結婚後の妊活などを視野にブライダルチェック(結婚前性病検査)などを行うカップルも最近では多くなってきているようです。
性感染症に対する啓発が功を奏しているのか、晩婚化の影響で妊娠の機会が減っていることが影響しているのかはわかりませんが個人的には良い傾向かと思います。
しかし、この性病検査ブライダルチェック。
とにかく値段が高い!
ですよね(汗
自由診療検査となるので全額自己負担だという事も影響していますが、それにしてもクリニックなどで2人同時に受けると10万円〜18万円程度の費用負担となってしまいます。
確かに将来の妊娠に備えてやるべきでしょうが、これからお金もかかるのにちょっと気が引ける値段ですよね。
そんな、高額な性病ブライダルチェックを何とか安く出来ないものかと色々調べた結果2万円ちょっと程度でできそうな方法が見つかりましたので情報をここに書いておきたいと思います。
まずは無料の保健所性病検査で出来ることをする。
すでに知っている方もいらっしゃると思いますが、全国の保健所では月に2日程度無料でHIVの検査を行っています。
匿名で受けることが出来ますし、ブライダルチェックが動機であれば知り合いにバッタリ会ったとしても後ろめたいことがあるわけではありませんのでそれほど恥ずかしい思いをすることもないでしょうから積極的に利用したいところです。
ただ、問題なのが役所の開催している性病検査なので基本的に平日の保健所開館時間内でしか受けることが出来ないという点です。
平日お仕事をどうしても休めないという方は利用できない方法になりますが
- HIV
- 梅毒
- 肝炎 等
の検査を無料で受けることが出来ますので結婚という人生に何度もない出来事のための検査ですから、仕事の時間を調整するなどしてぜひ活用したいところです。
それによって、性病ブライダルチャックの血液検査の部分は丸々無料で受けることが出来ます。
※保健所によってHIV以外の検査対象となる性感染症は異なります。事前に調べてから検査を受けるようにしてくださいね。
そもそも安い郵送性病検査キットを使って残りを検査
保健所の検査を利用することでかなりのコスト削減になりました。
血液検査で1つの病気を検査するのに必要な費用の相場は8000円程度ですから、保健所の検査でHIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎の検査ができただけで2人分6万4千円くらい浮いた計算になります。
後は、残りの
- クラミジア(喉を含む)
- 淋病(喉を含む)
- トリコモナス
- カンジダ
辺りを検査しておけば完璧です。
コンジローマとヘルペスについては無症状という事はほとんど考えられませんので心配であれば追加すればよいでしょう。
さて、残り種類の検査をする方法ですが郵送検査機キットの中でもセット料金になっている男女ペア検査キットの4項目+喉2項目を行えば完了します。
お値段は大体2万円前後なので一人1万円前後の費用で足ります。
因みに、パーフェクト男女ペア検査セットなどでも3万5千円から4万円程度の値段ですので、一人頭2万円前後で受けることが出来ます。
これでも十分安い値段なので、保健所の無料検査が使えなかった方の場合はこちらでもいいかもしれませんね。
安すぎて心配になる方もいるかもしれませんが、郵送検査キットで行われる検査方法は病院などで行われる検査と変わりません。
例えば、クラミジアの検査ではリアルタイムPCR法という検体中の少量のDNAを検出するかなり精度の高い方法を採用しています。
そもそも、検査キットを販売している研究機関は各地の病院から送られてくる検体を検査しているようなところですから検査精度も信頼できます。
ただし、郵送の検査キットにもデメリットはあります。
それは、過去に性病の感染歴がある場合は偽陽性(間違って感染していることになってしまう結果)が出てしまう場合がる検査方法を採用している点です。
多くの検査機関の梅毒検査で採用されている方法のTP-PA抗体検査などがまさにそれで、過去に感染歴があると体の中の抗体が完全治癒しても残った状態になってしまうのでこの方法での検査は意味を成しません。
過去に性感染症になったことなどないという方には関係のない話ですが、過去に感染歴がある場合は病院での検査を受けることとなります。
多くの方が利用している検査機関の検査キットをこちらのページで紹介していますので興味がある方は一度覗いてみてください。