喉の性病検査は必要?症状や保健所で検査できるかなどまとめ。
えっ!喉にも性病って感染するの!?
そう思った方も多いかもしれません。
性感染症の多くは、粘膜と粘膜の接触によって感染しますので粘膜である
- 性器
- 口腔内
- 目
同士の接触によって感染することがあるのです。
ですので、セックスをしていなかったとしても
- フェラチオ
- クンニリングス
- ディープキス
などのオーラルセックスを性病に感染している人と行えば感染の可能性があります。
なので、その可能性がある場合は喉の性感染症の検査は必要だと言えます。
喉に感染する性感染症の種類は?
喉に感染する、又は口からの感染が多いのはクラミジア・淋病・梅毒・ヘルペスなどで特にヘルペスは肌と肌が触れ合う事でも感染のリスクがあるので症状がある状態でキスなどをすると感染する可能性が高くなります。
また、フェラチオやクンニなどを行った際に喉に感染することが多いのがクラミジアと淋病で場合によっては梅毒も感染します。
コンドームを利用することで感染を抑止することはできますが完全とは言えませんし、そもそもオーラルセックスでコンドームを装着することが稀であることが感染を広げる原因にもなっているようです。
喉に感染した場合の症状はどんな?
梅毒やヘルペスの場合は性器から感染した場合とほとんど一緒です。
ただ、クラミジアや淋病の場合は喉に感染しても無症状であったり症状が出ても
- 喉の腫れ
- 喉の軽い痛み
- 咳
- 発熱
などの、風邪のような症状が感染から1日〜7日程度の潜伏期間を経て出るので性感染症であることに気が付かず市販の風邪薬を飲んで済ませてしまう方が多いようです。
無自覚なまま新しく出来た彼女や彼氏に性感染症をうつしてしまう人が多い理由がここにありそうです。
一口コラム:付き合い始めの2か月で感染発覚が実は多い。
これまで見てきたように、無自覚で感染してしまっている方が実は多い性病ですが、そのまま気が付かないで新しい交際相手ができた場合に感染につながる行為をすれば当然うつしてしまいます。
自分自身がそこで初めて感染に気が付くというパターンは実は多いのです。
他の人にはなかなか相談なんかもできませんからね。
そんな感じの感染があると相手によっては修羅場になることもありますが、逆に神対応を受けて愛が深まることもあるようです。
無いに越したことはありませんが、やっぱり事件が起こった時にその人の性格が出るみたいですね。
喉のクラミジアや淋病の検査ってどうやるの?
口から梅毒などのクラミジア・淋病以外の性感染症に感染した場合の検査方法は普通の検査と変わりませんが、クラミジアや淋病の場合は喉に菌がいますので通常の場合と検査方法が異なります。
喉のクラミジア検査の場合うがいをし、うがい液の中にリアルタイムPCR法を利用して感染菌のDNAが存在しないか調べる方法と直接のどから綿棒などのモノを利用して検体を採取して検査する方法があります。
郵送検査などではうがい方式を採用しているところが多く、クリニックでは場所によって異なる方式を採用しているようです。
無料で喉クラミジア検査している保健所を検索してみました。
知らない方も多いですが保健所では月に2日程度HIV検査を中心とした性病の検査を無料で行っています。
保健所での性感染症検査を受ける際はHIV検査を受けることが条件になりますが、場所によって梅毒検査やその他のSTD検査を行っている場所も少ないですがあります。
そこで、全部はさすがに無理でしたが保健所で喉のクラミジア感染症や淋病などの検査を行っているところがないか検索してみましたが、残念ながら見つかりません。
もしかしたら、全国のどこかにあるかもしれませんが探すのは一苦労です。
どうしても無料じゃなきゃ嫌だという方は探してみてもいいかもしれませんが、交通費は自腹ですので行ける範囲で探してみてはいかがでしょうか。
保健所以外の喉性病の検査は幾らくらいか。
無料ではありませんが、性病科などのクリニックや郵送検査キットを利用した検査を利用することが可能です。
クリニックでの検査の場合、症状がなく念のため検査となりますと保険適用外検査になるのでクラミジアと淋病の検査を受けるとそれぞれ8,000円程度が相場のようですので二つで16,000円程度の費用を見ておいた方が良いようです。
もちろん、自覚症状がある場合で感染の疑いが問診などで強いと判断されれば保険適用で3割負担の料金で受けることが出来ます。
郵送検査キットの場合は、喉淋病とクラミジアのセット検査キットの値段が6,000円前後で売られています。
郵送キットが気になる方はこちらのページで紹介しています。
>> 3つピックアップ検査機関
病院での検査を希望している方は
- 「近くの性病科」
- 「(地名)性病科」
で、検索しますと出てくると思います。
一部の耳鼻咽喉科でも受診可能ですので性病科が近くに無い場合は問い合わせてみてください。
女性の場合は産婦人科か、女性外来で相談するとよいと思います。