郵送性病検査を受けた方がいい場合とそうでない場合。
- 恥ずかしいから
- 忙しいから
- 面倒だから
- 多分大丈夫だから(これが一番危険)
そんな理由で性感染症の検査を受けることをためらってしまう方もいらっしゃるかと思います。
気持ちはわからなくもないですが、その可能性があるのであれば自分が感染しているのかどうかの確認の意味も込めて検査を受けてほしいと思います。
そうは言ってもやっぱり…
という方のために秘匿性が高い自宅でのセルフ性病検査を選択し念のため検査を受けたほうが良い場合と、セルフ検査ではなくて早急に病院などの医療機関を受診したほうが良い場合とを個人的な見解にはなりますが書いておきたいと思います。
郵送セルフ性病検査キットで念のため検査すべき場合
- 自覚症状は全くない
- 新しい交際相手ができた
- 結婚する予定がある
- 症状はないが性風俗店を利用した
全体的に自覚症状はないこの様な場合は、郵送でのセルフ性病検査キットを利用した検査を受けるのも良いと思います。
もちろん病院での検査を否定するわけではありませんので医療機関で検査を受けても全く問題ありません。
ただ、症状がないから性病検査を受けなくても良いという事にはならないという点を理解していただきたいと思います。
性感染症の中には感染はしているもののその症状が出ないという病気が多いのが非常に特徴的なので、知らず知らずのうちに感染を広げる役目を担ってしまう場合があるからです。
感染しているにもかかわらず放置した結果重症化することはもちろんですが、感染後にお付き合いを始めた交際相手に性感染症をうつしてしまいそのまますぐにお別れを迎えてしまうというケースが非常に多いのです。
性病の怖いところは何もその症状だけではありません。
男女のパートナーシップの崩壊
これが最も恐ろしい性病の症状なのかもしれません。
自覚症状が無かったとしても郵送セルフ検査キットで良いので、自分自身や恋人のために検査を受けてほしいと思います。
病院での検査を受けてすぐに治療をしたほうが良い場合
- 膿が出る
- 傷みがある
- 性器などに明らかな異変がある
- 彼氏・彼女が感染した
この様な場合は
「とりあえず郵送セルフ性病検査で…」
などと悠長なことを言っている場合ではありません。
迅速に医療機関を受診すべきです。
性感染症は感染から治療開始までの時間が短ければ短いほど治療にかかる時間も少なくて済む場合が多くなります。
また、症状自体も軽いままで治療を終えることも期待できるようになりますので性感染症が疑われる自覚症状や体の異変がすでに有るのであるのであればできうる限り早く医療機関を受診してください。
早期発見早期治療が最もダメージを少なくす方法です。
受診すべき科についてはこちらのページに記載してありますので参考にしてみてください。