性の健康カウンセラーていう資格について調べてみた。

性の健康カウンセラーていう資格について調べてみた。

性の健康カウンセラーイメージ

 

世の中には本当に色々な資格があるもんで、今回調べた「性の健康カウンセラー」という資格もその一つ。

 

この資格は「公益財団 性の健康医学財団」が認定している民間資格で、性の歴史や性に悩む方のカウンセリングなどに役立つ知識を学んで医療現場などでその知識を生かしていくことを目的としているようです。

 

この資格を持っている方が郵送性病検査キットであるSTDチェッカーの販売元STD研究所でカウンセラーさんとして働いているようなので、主のそのような業界に就職している方が取る資格なのでしょうね。

 

では、「性の健康カウンセラー」という資格についてもうちょっと踏み込んでみていきたいと思います。

 

 

 

受講資格は結構限られた人だけ。

看護師イメージ

 

まず、性の健康カウンセラーになるためには基礎コースで4日間の講義を受ける必要があるようなのですがこの講義に参加するための要件が

 

 

  • 保険師
  • 看護師
  • 助産師
  • 養護教諭
  • 看護大学院生

 

 

など限られた人しか受講資格が無いので一般に広く資格取得を認めるような資格ではなく、現在医療現場などで働いている人がスキルアップのために取得する資格となっているようです。

 

「講義聴くだけで取得できるなんて軽い資格だな。」と最初見たときに思ったのですが、そもそも基本的な知識がある方に向けた資格なのでそういう事になっているようですね。

 

 

 

基礎コースと応用コースがある。応用コース終了で認定書取得。

応用コースイメージ

 

性の健康カウンセラーには基礎コースと応用コースがあり、基礎・応用コース共に4日間の講義を受講することで資格取得が可能で応用コースを修了した場合は認定証を取得できるようです。

 

受講にかかる費用はそれぞれ5万円で、応用コース終了時の認定書を受領する場合は別途1万5千円がひつようになるようです。

 

基礎コースのほうはその名の通り基本的な事項を学ぶコースで

 

 

  • 男性の性機能不全・性障害
  • 女性の性機能不全・性障害
  • マイノリティの性
  • 人間の性行動
  • リプロダクティブヘルス(不妊)

 

 

など広い範囲の事柄を学ぶ内容となっているようです。

 

応用コースのほうは基礎コースを受講終了した方限定のコースで

 

 

  1. グループワーク-性の健康支援者として何をなすべきか
  2. 女性の性の相談のいろいろ・演習
  3. 性依存症の社会病理と心理

 

 

など、より現場での実践的な相談業務について学んでいくようなコースとなっているみたいですね。

 

 

 

資格取得後は各現場で知識を生かす。

看護師の仕事イメージ

 

そもそもが看護師さんなどの専門職が取得するような資格ですので

 

 

  • 産婦人科クリニック
  • メンズクリニック
  • 衛生検査所研究員

 

 

など、すでに医療機関などで働いている方向けの資格です。

 

性の健康カウンセラーを取って就職に生かそうなどという動機で取得する人は皆無でしょうから性の健康カウンセラー取得後は各自自分の職場に戻ってその知識を生かした仕事をしていくようになるのだと思います。

 

 

一般の方が性の健康カウンセラーさんとコンタクトを取る場面と言えば、病院に行ったときかSTDチェッカーで問い合わせをしたときぐらいではないでしょうかね。

 

STDチェッカーの問い合わせには性の健康カウンセラーさんが対応しているようですので。

 

各業界に色々な資格がありますがホントニッチな資格てあるもんですね。

 

 

以上、性の健康カウンセラーについて調べてみたでした。