性病感染予防策!風俗嬢が客から性病感染を防ぐ方法とは。
- ニンニクが性病予防に良いらしい
- 膣内殺菌薬は効くらしい
- 水でうがいするだけでも大丈夫
等々、風俗店で働く方々の書き込み掲示板では完全に間違った性病予防策がさも本当のように書かれているのを見て愕然としました。
とはいうものの、中には本当の事も書かれていたりもしましたので
「知っている人はちゃんと対策をしているのだな」
という感想もありました。
このページにはこれから風俗店で働こうとしている人や、すでに風俗嬢として働いていてしっかりとした本当の性病対策を知りたいと思っている方に向けた性病対策を書いています。
嘘の性病対策に踊らされずしっかり自分の身を守る予防策を知ってくださいね。
目 次
まずは風俗店で感染しやすい性病を知ろう
まずは性風俗店で働く際に感染するリスクがある性病について知りましょう。
予防法とか対策を知るためにはまずはどのような敵(性病)が有るのか知っていなければやりようがありませんからね。
日本で感染の可能性がある性病をざっと書きます。
- クラミジア(口にも感染する)
- 淋病(口にも感染する)
- 梅毒(口からも感染する)
- HIV
- B型肝炎
- C型肝炎(可能性低め)
- A型肝炎(アナル舐めで感染)
- ヘルペス
- トリコモナス
この9種類の性病は日本で感染する可能性がある性病の種類となります。
もちろん他の性感染症も可能性は無くはありませんがほとんど感染する可能性は無いので気にする必要はないでしょう。
一応9種類の中に入れた「C型肝炎」についても正直感染事例は少なめなので除外しようか迷ったのですが、感染事例がないわけではないので入れといたという感じです。
客のチンコ状況観察は性病予防の基本
ココから具体的な風俗嬢の性病予防策について書いていきますのでしっかり知識としてもって帰ってくださいね。
まずは、どのようなお店で働くにせよ性風俗店で働く以上お客さんのチンコをサービス開始前にしっかり観察するようにしてください。
- シャワーを浴びる際
- 服を脱がす際
等がチャンスです。
ヘルスやソープなどの場合は、お客さんと一緒にプレイ前シャワーなどを浴びるチャンスもあるので、その際に流れでチンコを洗ってあげることによって自然な形で客のチンコに異常が無いのかどうかをまじまじと観察することが出来ます。
仮性包茎などで、包茎の人でも勃起時に皮を剥いても痛がらない客の場合はしっかり皮をむいて洗いながら異常がないか観察します。
- 男性器に潰瘍が有る(デキモノが有る)
- 黄色い膿のような我慢汁が出る
- 男性器に傷がある
- 鬼頭に赤い斑点状の斑紋がある
- 洗っているのに異臭がする
- その他、変だなと思う事がある場合
この様な場合は、性病かほかの何らかの病気に感染していることが考えられるので、場合によってはボーイさんなどに言ってプレイを中止するなどするかすべてのサービスでコンドームを使用して感染を予防しましょう。
水際での性病感染予防は客のチンコ観察にあります。
A・B型肝炎はワクチンで事前予防可能
次に紹介する性病予防策は、ワクチンの接種で事前予防できる性病であるA型肝炎とB型肝炎です。
(※A型肝炎はアナル舐めサービスをしなければほぼ感染なし。)
重複しますが、A型肝炎とB型肝炎については病気にかかる前にワクチン注射をしておけば数年単位で感染をしなくなります。
C型肝炎についてはワクチンが無いので予防できませんが、ABについては事前予防が可能なので初仕事前に注射を打っておいた方が良いでしょう。
それだけで、性風俗店で働く際のB型肝炎とA型肝炎の感染の恐怖から解放されます。
イソジンが効くのはヘルペスとHIVだけ。
風俗店で働く場合、サービス開始前消毒用に客と自分がイソジンでうがいをするという儀式がありますが一応これでヘルペスウイルスとHIVウイルスの予防をすることが出来ます。
もっとも完全予防とはいかないので過信は禁物ですが、効果が有るのでやっておいた方が良いでしょう。
たまに、イソジンはあんまり意味ないからとサービス終了後のマッタリタイムにイソジンうがいをする風俗嬢の方もいらっしゃいますが終わってから消毒しても意味がありません。
必ずイソジンうがいはサービス提供前に行うようにしましょう。
ベストは始める前と終った後の二回行う事です。
濃ければ効き目が強いというものでもありませんので、10〜20倍希釈くらいで行えば十分です。
コンドームがやはり一番の性病予防策
ワクチンやイソジンなどで事前に感染予防ができない
- クラミジア
- 淋病
- 梅毒
- トリコモナス
等の性病についてはコンドームを使用したサービス提供以外の方法で性病感染を防ぐことはできません。
よって、フェラチオから素股まですべての行為時にコンドームを使用することで性病感染リスクをほとんど無くすことが可能です。
とはいうものの、生フェラや生素股などでサービスを提供することで格段に稼げる額が変わってくるのも事実です。
クラミジア・淋病・梅毒などは感染したとしても完治が望める性病なので、そこは割り切って「稼ぐために性病感染もやむなし」とするのも一つの選択肢でしょう。
ただその場合は、もし本当に感染してしまった場合に早期発見し早期に治療を受けて出勤停止が長引かないように定期的に性病検査を受けておくようにするのがマストです。
NSでNNサービスのソープが一番危険。
コンドームでの性病予防が全くできないNS・NNサービス提供を行う性風俗店(高級ソープ)で働く場合は残念ながら性病感染を防ぐことはできないと考えたほうが良いです。
他の風俗店とは比べ物にならないくらいの金額を稼ぐことが出来るのは魅力でしょうが、その分リスクが高い風俗店です。
NSでセックスをした場合の性病の感染率は
- HIV 0.1%〜1%
- 梅毒 15%〜30%
- クラミジア 35%前後
- 淋病 40%前後
と、とくに感染率が高いものを上げましたがかなりリスクが高いことがお分かりになるかと思います。
このように性病と隣り合わせの仕事となるため、定期的な性病検査は必須で月に1度などの性病検査を行うお店がほとんどでしょう。
ただ、「検査月2の店の時は1回しか感染しなかったけど月1検査の店に移ったらもう2回も感染した!」という書き込みからもわかる通り、正直月に1回程度の検査では性病感染がすり抜けてしまう事例も多いので月2回はやっておきたいところです。
性病に感染している間は、その他の性病にも感染しやすくなるので月1回の定期性病検査を行う店で働く場合は自分でも月に一回性病検査を受けるようにして都合月に2回の検査をするようにした方が無難です。
生フェラは性病口腔内感染を避けられない。
ヘルス・ソープ・ピンサロ等々多くの性風俗店でサービスの一つとして取り入れられているコンドームを使用しないフェラチオ「生フェラ」ですが、男性器と口腔内粘膜との接触がおこるため
- クラミジア
- 淋病
- 梅毒
等の性病の感染を防ぐことが出来なくなってしまいます。
多くの客が希望するサービスですし、指名を取りやすくもなるため稼ぐためには必須のサービスとも言えますが性病予防という点ではやらないほうが良いサービスの一つです。
生フェラでの性病感染はNS・NNなどに比べれば感染率は低いものの
- クラミジア 15%前後
- 淋病 20%前後
- 梅毒 5〜20%程度
で口から性病に感染してしまいますので、セックスに比べて低いとはいえかなり高い確率で感染してしまいます。
クラミジア・淋病・梅毒はイソジンでの消毒効果が無いため生フェラをするのであれば口腔内性病感染は覚悟して、万が一感染してしまったときのための防御策として定期的な性病検査を受けるようにするしかありません。
- 喉がイガイガする
- 咳が出る
- 微熱がある
- 口内炎のようなものができる
といったような症状が出た場合、口腔内での性病感染の可能性が有るので産婦人科や性感染症科で検査と治療を受けるようにしてください。
- 忙しくて時間がない
- ただの風邪かもしれない
場合でもせめて郵送性病検査キットなどを使用して、検査だけはするようにしておきましょう。
クラミジアと淋病は無症状の場合も多いので結構怖いです。
定期検査も予防と同じくらい大事
- 客のチンコの異常をしっかり見る
- ワクチンで防げるものは防ぐ
- 出来るだけゴム使って感染を防ぐ
- イソジンも一応やっとく
以上が、性風俗店で働く際にできる性病予防対策となります。
よく言われる膣洗浄などはやりすぎると膣内に居る善玉菌を流しすぎてしまうので逆効果になることもあり注意が必要です。
またここまですべての事項に目を通してくださった方はお分かりかと思いますが、性風俗店で働きしっかり稼ごうと持ったら性病に完全に感染しないというのはほぼ不可能です。
なので、できうる限りの予防をすることは大事ですが万が一感染してしまった場合のための定期的な検査が自分の身を守りために非常に重要となってきます。
大抵の性病は、感染後すぐに発見してすぐに治療すれば大ごとにならずに済みます。
お金はかかってしまいますが、出来るだけ負担がなく定期性病検査を受けれるサービスなども有りますのでそのようなものを利用しながらガッチリ性病から自分をガードし働いていくようにしましょう。