大人がクラミジア肺炎になる場合ってどんな時。
口の中から性器まであらゆる部分に感染するクラミジア。
性病の事を少しでも調べたことが有る方で得あれば日本で最も感染者が多くポピュラーな性感染症であることもご存知かと思います。
そんなクラミジアが原因の肺炎が有るそうなのですが、どのような経路で感染して大人に感染する場合はどのような状況なのかなど調べてみました。
新生児への母子感染が主な感染源
クラミジア肺炎の原因はどうやら母子感染が原因となるようです。
大人同士での感染というのはサブ的な感染原因みたいですね。
クラミジア肺炎は主に3種類あってそれぞれ
- トラコーマ・クラミジア
- 肺炎クラミジア
- オウム病クラミジア
というらしいのですが「1. トラコーマ・クラミジア」が母子感染した結果、赤ちゃんが肺炎になるのがまず最初の肺炎クラミジアで、次に「2. 肺炎クラミジア」が飛沫感染して感染した場合が2つ目の肺炎クラミジアというそうです。
「3. オウム病クラミジア」については、人間からではなく鳥から感染するモノらしいので感染症法の中では肺炎クラミジアから除外されているという事です。
大人への感染は子供からが最初。
上でも少し触れましたが、大人が肺炎クラミジアになるケースは
- 赤ちゃんから飛沫感染
- 感染した大人から飛沫感染
の二種類が挙げられ、基本的に最初に母子感染した赤ちゃんからの感染がスタートとなるようです。
そのため多くの大人の肺炎クラミジア感染者はその家族であることがほとんどで、医療従事者でもない限り通常の生活の中で感染する可能性はあまりないのではないかと思われます。
自分の赤ちゃんが肺炎クラミジアにかかってしまった場合は、性病の場合と違いインフルエンザや風邪と同じように
- クシャミ
- 咳
等で感染が広がりますので注意が必要です。
治療はどうする?治るのか?後遺症は?
治療に使われる薬などは性病のクラミジアと同じような抗菌薬が使われるようで、大人の場合だと自然治癒してしまう事もあるようです。
赤ちゃんの場合も、通常予後は良好なことが多いようですのでしっかり治療をすれば後遺症などの心配も少ないと思います。
ただ、ほかの病気との合併症や免疫力がかなり弱いお年寄りなどの場合は症状が重篤化することもあるようです。
テトラサイクリン系抗菌薬を使用した赤ちゃんのクラミジア肺炎治療は、歯が黄色くなってしまったり骨の発達に悪影響が出る場合があるので他の方法を取ることが推奨されています。
以上、クラミジア肺炎について調べてみたでした。